寺社のご住職の下には檀信徒との日々の触れ合いのなかで遺言書作成などの相続問題、節税対策や近隣トラブルなど、檀信徒が抱えている一般的な悩みごとが日常的に持ち込まれるのが通常です。弊所は、そのような寺社の皆さまでは対処しきれない檀信徒の方々の日常的なお悩みごとについて、寺社の弁護士の立場にて、各種ご相談ケースの内容に応じて、適切なアドバイスなど檀信徒の皆さまの問題解決のため、ひいては寺社と檀信徒間の信頼関係維持のためのお手伝いをさせて頂きます。
目次
1 寺社と守秘義務
Q お寺の住職が檀信徒から聞いた話や悩み事を他人に漏らした場合、何か問題はありますでしょうか。住職にも弁護士や医者のような「守秘義務」はあるのでしょうか。
2 反社会的勢力の排除
Q 最近、「反社会的勢力」との関係を排除しようという社会的風潮になっていますが、寺社としては「反社会的勢力」を排除するためにはどのような対応をすればよいのでしょうか?
3 死後事務委任とは
Q 弊寺にはご高齢の檀家が多くおりますが、最近「身寄りがなく、自分が亡くなった後のことをお願いしたい」、「葬儀や納骨などをお願いできないか」と相談を受けることが増えてきました。このような場合、お寺として死後の手続きを引き受けることはできるのでしょうか。「死後事務委任」というのを聞いたのですが、これはどのような制度なのでしょうか。
4 寺院が死後事務委任を受任する場合の法的リスクと注意点
Q 最近、身寄りのない高齢のお檀家から「亡くなった後の葬儀や納骨などをお願いしたい」との相談を受けることが増えてきました。寺院として檀信徒の最後を支えてあげたいという思いはありますが、住職がお寺として死後事務委任契約を引き受ける場合、どのような法的リスクがあるのでしょうか。また、トラブルを避けるためにはどのような点に注意すべきでしょうか。
5 寺院が終活支援サービスを行う場合の法的留意点
Q 近年、檀信徒の高齢化や単身世帯の増加を背景に、葬儀や永代供養だけではなく、死後事務委任や遺言、任意後見などを含めた「終活支援」を寺院が行う例も増えてきています。寺院がこのような終活支援サービスを提供することに法的な問題はないのでしょうか。また、寺院としてどのような点に注意しながら終活支援を進めるべきでしょうか。
6 お墓を継ぐ人がいない檀信徒からの相談
Q 当寺の墓地を長年使用している檀信徒から「子どもがおらず、親族にも墓を継いでくれる人がいない。自分が亡くなった後この墓をどうしたらよいだろうか」と相談を受けました。近年、このような相談が増えていますが、寺院としてはどのような点を説明し、どのように対応すればよいのでしょうか。





